1996年にネゴシアン「メゾン・ニコラ・ポテル」を創立し、ヴィニュロン目線の新世代ネゴシアンとして一躍脚光を浴びるも2009年に当時の親会社、コタン・フレール社と決別。自らの名前を冠した会社を去ったニコラ・ポテルは現在ボーヌ市内に入手した16世紀建立の古いセラーを改築し、そこを拠点に自社畑のブドウを用いた「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」とネゴシアン部門「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ」を運営しています。ベレーヌとはガリアの太陽神Belenosベレノスに由来しており、ボーヌ市の古い呼称。ドメーヌ・ド・ベレーヌでは少量生産でコート・ド・ボーヌ中心の畑から醸造までビオの考えを貫き、妥協なき造りによる理想のワインを探求しています。ワインは補糖、補酸を基本的には行わず、ヴィエイユ・ヴィーニュを大事にしています。ブドウ果皮などが由来で赤ワインに含まれる光に敏感な抗酸化物質、トランス型レスベラトロールの変質を防ぐため、2008年から醸造過程で人工照明を使用せずステンレスタンクは日光から遮断しています。環境に考慮した軽量瓶を使用し、蝋キャップにて封印。樹齢や畑の方角、収穫日など可能な限りの詳細なデータがラベル上にて確認できます。
瓶チップ傷のみ。